【今更聞けない!?】NVIDIA、どんな会社?【トップ半導体企業】

NVIDIA解説 投資

なんでただのグラボ作ってる企業が世界第二位の会社になってるんだ!?
皆さんこんにちは。2008年からエヌビディア(NVDA)を知ってたのに株買ってなくて涙が止まらないS&P500信者です。

<span class="fz-12px">投資家ずんだ</span>
投資家ずんだ

NVIDIA自体はむちゃくちゃ有名だけど、何をしている会社なのか詳しく説明できる人は少ないと思ったのだ

一番有名なのはGPU製造業

恐らくNVIDIAと言えば多くの人が思い浮かべるのはグラフィックボード(グラフィックカード・ビデオカード・GPU・VGA)、通称グラボだと思います。
GPUはパソコンに必ず必要というわけではないものの、ゲームなどの高負荷のかかる作業をする際にはほぼ必須とも言えるパーツです。
特にPC自作ユーザーにとってはかなり馴染み深いもので、ほとんどのユーザーがNVIDIAのGeForceシリーズAMDのRadeonシリーズを使っていると思います。
(なお、NVIDIAがやっているのはGPUの設計で、製造はTSMCという半導体製造大手企業に委託しています)

ちなみに私の使っているGPUもNVIDIA製のRTX3070Tiです笑

しかしなんと2023年よりGPU販売よりもビジネス向けの多彩なサービス(AI・アプリ支援・高速データ処理など)のほうが多く売上を占めるようになってきています。

tradingviewグラフ

一大事業として、やはりAI関連が大きな収入源を占めています。AI事業と言われても中々想像し辛いと思いますが、やはりこれからの世界には必須のものとも言えます。
その期待が売上や株価に反映されているのです。

なお、ここには反映されていない2024年度の売上高は、第1四半期(4月28日まで)の売上高が260億ドルです、前四半期から18%増加、前年同期から262%増加しています。

GPU製造業から企業向けAIビジネスに移行しつつあるのだ

AI事業

NVIDIAはデータセンター用GPUにより、多くのビジネス向けAIサービスを手掛けています。一括りにAIと言っても様々な分野のAI事業があるのです。

生成AI

医療・通信・公共機関・金融・小売・メディアなどの幅広い分野で生成AIは使われ、事業の自動化や効率化を実現させています。

データ分析

ビッグデータ分析を超高速パフォーマンスGPUで処理することにより期間(コスト)を大幅に短縮することができます。

推論

Amazon・Microsoft・Oracleなどのクラウド事業でも利用されているエンタープライズ向けNVIDIA AIプラットフォームで高速の価値創出を実現します。

対話型AI

音声型・チャット型の高精度かつ低遅延の対話AIサービス、さらには多言語スピーチ・翻訳AIなどもNVIDIAが提供しています。

ビジョンAI

AIによるビデオ解析で様々なものの自動化を実現させます。
自動運転・監視カメラ・工場検査・ロボット診療・店舗在庫管理など、各分野での小人化が可能になります。

サイバーセキュリティAI

AIを用いたオンラインセキュリティ(ゼロトラストサイバーセキュリティ)によりリアルタイムでの脅威検出を可能としています。(データセンター・サーバー向け)

エヌビディアがここまで手広くAI事業をしてるとは思わなかったのだ

株価推移

NVIDIAの2024/8/20時点での株価は130ドルです。過去最高値:140.76 (2024/06/20)

NVDA長期チャート(楽天証券)

長期チャートだとものすごいバブル感がありますね。
2021年からわずか3年で30倍以上に成長しています。

MarketCap

世界株価時価総額ランキングではAppleに続く2位につけています。

高すぎて買えねえのだ

企業分析

2024年1月:損益計算書(PL)・貸借対照表(BS)・キャッシュフロー(CF)※楽天証券

売上高は前年の倍以上、営業利益は8倍近いです。自己資本比率が65.39%とかなり安定した企業となっています。
なお2024年1Qの決算(5月22日)は262.1%増収628.4%増益となっています。
しかしPBR74倍、PER107倍と少し割高感はあります。

日本経済新聞将来予想

アナリストの将来予想ではこのまま大幅に売上を伸ばしていくことが予想されています。

NVIDIA、買うべき??

短期的にはかなり割高に見えますが、長期的に投資する場合は今から投資するのも全然アリだと思います。(私は長期投資をおすすめしています)
AIという分野自体がまだ黎明期であり、伸びしろはかなりあると思うからです。
たしかに今は皆が一斉に群がり株価が加熱ぎみに見えますが、5年後・10年後には更に上がっている可能性も十分にあり得ます。

NVIDIAを買う場合、基本的に現物株(ティッカー:NVDA)だと思われますが、S&P500ETFを買うことによりNVIDIA含めた米大手企業500社へ分散投資することもできます。(NVIDIAの割合は約6%)
なお、Direxionデイリー・エヌビディア株ブル2倍ETF(NVDU)というレバレッジ商品もありますが、個人的にはあまりおすすめできません。

エヌビディアは恐らく国内の証券会社のほとんどで購入可能だと思います。

やさしい株のはじめ方

私は普段楽天証券を利用しています。おすすめは楽天かSBIなどのネット証券です。手数料が段違いに安いです。



ちょっと楽天証券開設してくるのだ

まとめ

NVIDIAは元々GPUチップの製造企業でしたが、近年ではAI事業がメインになりつつあります。
AIはまだ黎明期であり、株価の伸びしろはあります。

NVIDIA単体の株に集中投資するのが怖ければS&P500ETFを買って米国主要企業500社に分散投資するという手もあります。

米国株を買うなら手数料の安いネット証券で買いましょう!!

これからも皆様の参考になればと思います。

将来的に今が一番お買い得かもしれないのだ

■お借りした素材
ずんだもん立ち絵(坂本アヒル様):https://seiga.nicovideo.jp/seiga/im10788496

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