先日のトランプ大統領の演説によってNYダウが2000ドル近く戻して含み損が若干減りました。
皆さんこんにちは。毎日の暴落で手の震えが止まらないchibamaxです。
今回のテーマはトランプ演説による効果はあるのか?というテーマです。
コロナウイルス感染が全く収まらないわね。
株価暴落は投資家にしか関係ない話だけど、マスクやティッシュが無くなっていくのは生活に影響が出てくるわ…
たしかにウイルスはまだまだ収束しそうにありませんね。
投資を行っているのであれば、実体経済と金融両方を気にしなければなりません。
大統領や政府の対策によって相場が大きく動いていることはご存知でしょうか?
沈静化しない新型コロナ
2020/3/15現在も新型コロナウイルスは沈静化する気配を見せず、世界各地で感染拡大し続けています。
3/11には世界保健機関(WHO)がパンデミック宣言しています。
欧州から米国への入国制限が決まり、学校閉鎖や大規模な催しの中止も広がっています。
経済活動の急激な収縮は不可避で、相場の底入れは見通せません。
日本のオリンピックに対しても延期すべきという意見が出ています。
気温が上がっても感染拡大が続いているのね。
減税策
株価の暴落を受け、トランプ大統領は「前例のない緊急行動を取る」ことを明らかにしました。
内容は、
ウイルスの影響を受ける労働者や中小企業の支援を早期に実施するもので、給与税の年内免除などの大規模景気対策を行うといったものです。
大統領は議会側と協議の上、減税策を固め、自ら記者会見して発表すると述べました。
市場の動揺を抑えつつ、指導力をアピールする狙いもあるものとみられます。
しかしながら対策はまだ不透明で議会と協議を続けるといった形で終わってしまったため、国民の不信感を生んでしまうことになります。
結果さらなる暴落が発生し、サーキットブレーカーが行使されるということになりました。
「トランプ減税」発言によって逆に不信感が生まれてしまったのね。
国家非常事態宣言
3/13、トランプ大統領は記者会見を行い「国家非常事態」を宣言しました。
最大で500億ドル(日本円で5兆4000億円)を感染拡大防止のために活用できるようになるとともに、医療機関のベッド数の制限の撤廃や遠隔診療の実施などの医療体制の強化が可能になるそうです。
これにより、検査能力を一気に飛躍させて事態の沈静化を図るというものです。
そしてトランプ氏自身も検査を受けるとのことです。
今後は、宣言でアメリカの検査態勢が大きく改善されるか注目されるところですね。
国家非常事態宣言も怪しい部分が多いから今後も注視する必要があるのね。
乱高下する相場
3/9~3/13の間、2600ドル余り下落しました。
1987年のブラックマンデー以来の大暴落となるなど、5日続けて1000ドルを超えて乱高下しています。
演説を行った13日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均(NYダウ)は前日比1985.00ドル高の2万3185.62ドルと急反発して終えます。
上げ幅は過去最大となり、トランプ米大統領が国家非常事態を宣言したことで、新型コロナウイルス感染症対策の進展期待が高まり買いが膨むこととなりました。
相場はとてもハイボラティリティとなり売るも買うも危険な状態ということね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
大暴落が起きると相場は激しい値動きをします。
物凄い株が売られたので買われて大反発するのは必然だと言えます。
ここから上昇に転じる可能性もありますし、再度暴落する可能性もあります。
相場は混沌状態となっており、政府の政策や要人発言だけで物凄い値動きをすることなります。
安易な予想によりエントリーはとても危険な行為となってしまうのですね。
ここから参入するのもアリですが、見極めはとても大事になってきます。
なるべくリスク分散を行って投資することをおすすめします。
いつもながら株取引のおすすめ証券会社は楽天証券です。
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